みよし鍼灸治療院ブログ

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あの日から19年

今日、1月17日は阪神淡路大震災が起きた日です。

19年前の私は19歳の浪人生でした。
14日(土)センター試験初日
15日(日)センター試験2日目
16日(祝)予備校センター採点会
17日(火)高校センター採点会
という、予定でした。

17日、午前5時46分地震が起き、目を覚ましましたが、揺れがひどく立つことができませんでした。
幸いタンスの上の荷物が落ちた程度で、急いで別の部屋で寝ている親、妹の安否を確認に行きました。

1階に下り、テレビをつけると、地震の速報が流れていました。

当時はその時間はまだ、情報だけで、長田町付近の映像はありませんでした。

一緒に採点会に行く友達に電話をしましたが、なかなか繋がらず、9時頃、電車が動き出したとの速報が流れ、高校に向かいました。

友達もちょうど、学校に来ていて、採点会終了後に近所のロイヤルホストでランチを食べました。(彼も奈良の為、被害はなく、呑気に話をしていました。今、思うと・・・)

帰宅後テレビで被害の凄まじさを見て、ビックリしました。

そして、次の日、小中の友達から連絡がありましました。

同級生のT君の兄貴が被害で亡くなられたと・・・

T君とT君の兄貴は、少年野球、中学の野球部で、一緒ということもあり、非常に可愛がってもらいました。

中学卒業後は疎遠になっていたのですが、某国立大学に入学したと風の噂で聞いていました。

友達とお通夜に参列をしました。

大学に通う為、下宿をしており、その下宿が崩れた事で下敷になったそうです。

15日は成人式で、地元に帰省していて、17日の昼から大学で授業があるため、16日の晩か、17日の朝に下宿先に戻るかを悩んだ末に、16日の晩に戻り被害に合われたそうです。

その頃から「生きている、生かされている」ということを意識するようになりました。

6000人以上の方々が亡くなり、4万人以上の方が被害に合われた災害。

今でも多くの方が苦しみ、癒えぬ傷を抱いています。

自分には、何も出来ませんが、「今を生きる」ことを意識し、自覚していくことが大切なのだと、この日が来るたびに思います。

被害に合われた方々のご冥福をお祈りしています。
合掌

 

みよし鍼灸治療院では、岸和田・貝塚市・和泉市・泉大津市・忠岡町(大阪)を中心に訪問鍼灸を行っており、みなさんの希望に合わせて、肩こり、腰痛、神経痛など、症状に合わせて、鍼灸治療をさせて頂いております。