みよし鍼灸治療院ブログ

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栄枯盛衰

先日、知り合いの整骨院が廃業をしました。

私と同じ平成21年に開業をしたので、5年です。

理由は直接聞いていませんが、患者さんの数が少なかったと風の噂で聞いています。

異業種の方から見ると、
「高齢者が増え、肩こり、腰痛の人も多いから右肩上がりだろう」
そう思われている私たちの業界です。
しかし、実際の所は、繁盛店⇔衰退店の明暗の差が激しく、また、以前のように保険請求もスムーズに行われず、暗い雰囲気が流れている業界です。
入学したての学生さんですら「この業界では食えない」と、悩んでいるぐらいですから…。

私自身の仕事としては、「在宅」「訪問」に特化をし、「歩行困難な高齢者」にターゲットを絞り、営業活動をし、集患をして来ました。

そのきっかけが、東京の藤井先生であり、千葉の中山先生でした。

様々な先輩や友人に色々と助言をもらい、ダメ出しもされましたが、「自分にしか出来ない自分のビジネスの色」を出すことを心に決め、自分の見据えた未来だけを見てやってきました。

なんとか、5年間やって来れたという事は、方向性が間違っていなかったという事でもあり、まだまだ社会から必要とされている存在なのだと改めて感じさせられます。

業界の役員をさせて頂いている関係で、昔の古い先生方の話を良く聞かせて頂きます。
30年前は、パソコンも無く、手書きでレセプト(療養費支給申請書)を何百枚も書き、嫁、親、子供にまで手伝ってもらい完成させていたそうです。
売上げのお金を持って毎晩、ミナミに飛び出して豪遊していたそうです。
うちらの業界が元気だった時代ですね。

今ではそういう武勇伝も少なくなってきています。

でも、儲かっている院は儲かっている、というのが事実です。
多店舗経営、他業種経営…様々な形で生き残りをかけ、また、発展の為に進化を続けています。

私も、その業界にいる人間として”自分色”を保ち、

♪負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう♪

の精神で、日々勉強をし進化をしていきたいと思います。

 

みよし鍼灸治療院では、岸和田・貝塚市・和泉市・泉大津市・忠岡町(大阪)を中心に訪問鍼灸を行っており、みなさんの希望に合わせて、肩こり、腰痛、神経痛など、症状に合わせて、鍼灸治療をさせて頂いております。