現場力アップセミナー
去年の夏ごろに別のセミナーでお会いし、
「こんなことをしていけば、鍼灸マッサージの認知度も上がるのに…」
って話で盛り上がり、何度かの会合(飲み会?)を経て開催されました。
「訪問鍼灸友の会」が主催する第一回目のセミナーが昨日開催されました。
個人的なつながりや、facebookでも告知で広げていったセミナーですが、82名という多数の方にご参加を頂きました。
当初は、50名程度だろうと予測をしていて、小さな会議場を押さえていましたが、予想以上の反応で、広い会議場に変更をしたものの、それでも、満員御礼で参加者のみなさんには、狭苦しい思いをさせてしまいました。
内容は、在宅ケアをされている、医師の松本重人先生の「バイタルチェックの見分け方」の話でした。
例えば、患者さんが咳をしているとしても、肺疾患だけではなく、その後ろには様々な可能性が隠れています。
下痢、嘔吐にしても、様々な疾患が隠れています。
私たちのように、訪問で行っていると、現場においては、患者さんと私たちに1対1の関係です。
「いつもと違う?」そう感じたとしても、それが、救急搬送が必要なのかどうなのかは、私たちの知識と経験と感覚により判断をするしかありません。
私も過去に、数回、救急車を呼んだ経験があります。
「呂律が回らなかった」
「出血をしていて止血が必要」
などの場合が主でした。
今回のセミナーで教えてもらった、サインを今までは「これぐらいなら大丈夫だろう」と見過ごしていたかと思うと、背筋が凍る思いがしました。
松本先生は非常に熱心な先生で、私たちに伝えたいことが多かったようで、パワーポイントの枚数も150枚ほどありました。
(※文字を読めば終わるものではなく、1枚毎に5~10分程度の説明が必要)
セミナー時間は、1時~5時までの4時間ありましたが、かなり途中省いていました。
終了後のアンケートにも、
「時間が短かった」
「もっと、細かくわけで説明をしてほしい」
などという有難いご意見も頂戴をしましました。
今後の反省として主催者一同、参考にし、第2回目のセミナー開催に向けて準備をしていきたいと思います。
主催者の一人として、また、セミナー参加者の一人として、良い経験をさせて頂きました!
訪問鍼灸の「みよし鍼灸治療院」は大阪の南を中心に岸和田・貝塚市・和泉市・泉大津市・忠岡町で訪問鍼灸を行っております。