みよし鍼灸治療院ブログ

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同級生が本を出しました!

鍼灸学校の同級生の池田徳孝くんが本を出しました。

だいぶと前に注文をしていたのですが、やっと届きました。
バタバタしている年末にも関わらず、読んでいると止まらず、最後まで読み切りました。

彼との出会いは、平成10年(1998年)4月の鍼灸短大の入学式。

座席は名前の順に座りますが、彼は「いけだ」という名前なのに、私(みよし)の後ろに並んでいました。

理由は簡単でした。「いけだ」くんは留年したからです。
留年した場合、出席番号が後ろに回されます。

本の表紙の通り、彼の左足は義足です。
義足になった理由は、その1年前に交通事故を起こしたからでした。
左下肢切断という大手術と、その後のリハビリに1年間を費やし、復学したのでした。

当時の彼は、金髪にロン毛で、てっきり、素行不良で留年したと思っていました(笑)

直接、池田君に会った方はわかると思うのですが、左足が無いというハンディーキャップを感じないぐらい、明るい性格で前向きな心を持った人です。

この本にも書かれている通り、私も初めは
「可愛そうになぁー」
そう感じていました。

しかし、左足の義足を取り
「これで集合写真撮ったら、左足が写ってないって心霊写真になるやろー」
と、笑っていたり、いたって普通のクラスメイトでした。

私が知っているのは、事故してから1年後。

その間の事は当然ながら知りませんでした。
しかし、自分の足を失うという想像も出来ない絶望と、当時の彼の姿のギャップには、かなり差があり、どういう思考になればそうなるのだろうと思っていました。

今回、この本を読み、事故後すぐからの、心の葛藤、絶望、失望、そして、そこからの這い上がり、精神的な強さ、家族への愛、家族からの愛を感じることが出来ました。

この本には書かれていませんが、彼の学生時代は、昼の授業(in 熊取町)は休みがちで、夜の課外授業(in ミナミ)は皆勤だったようです(笑)。

ただ、器用な彼は、絶妙なバランスで出席日数を計算しながら授業に出席をし、定期テストも無難にこなしていたように思います。
最後の鍼灸師の国家試験の時も、「池田君は大丈夫やろ」とみんな感じていました。

だからこそ、彼が鍼灸業界を離れ、東京で別の事業を立ち上げたという話を聞いた時に、
「彼はそういう道を選ぶんやろうなー」と、素直に感じました。

しかし、2011年に行われたクラス同窓会に彼は姿を見せました。
聞けば、事業に失敗して、大阪に戻って来て鍼灸師をしているとのこと。
しかも、ビジネスモデルが私と同じ「訪問専門」であること。
そして、師と仰ぐ先生が同じであったこと。

見ている世界、目指すビジョンが同じであったため、その頃から、何かと連絡を取るようになりました。

彼は、自分のハンディーを逆に利点して、他事業の営業をしていた経験を活かし、右肩上がりに成長をしていました。

文章中の
「左足を失ったおかげで得られてモノもたくさんある」
「不便だからしんどいんです。しかし、不幸ではありません。」

という言葉を読み、自分自身の精神的な弱さを痛切に感じました。

そして、改めて、鍼灸業界の発展のために自分に出来ることは、やっていかなければならないと感じました。

この本は、鍼灸師にはもちろん読んでもらいたい本ですが、どん底からどうやれば這い上がれるのかを、教えてくれる本だと思います。

この本は、私にとって永遠のバイブルになりそうです。

次、池田君に会う時には、本にサインを書いてもらおう!!

「在宅専門 みよし鍼灸治療院」院長の三好直輝です。 訪問専門・出張専門で、鍼灸治療をさせて頂いています。  この世界に入り、15年経ちました。 その間、整形外科、病院、整骨院、鍼灸院での施術の経験を積みました。 その経験をみなさんの健康に役立てれるように、施術いたします。

 

 

 

 

「在宅専門 みよし鍼灸治療院」院長の三好直輝です。
訪問専門・出張専門で、鍼灸治療をさせて頂いています。

この世界に入り、15年経ちました。
その間、整形外科、病院、整骨院、鍼灸院での施術の経験を積みました。
その経験をみなさんの健康に役立てれるように、施術いたします。